
福島菊次郎写真展、5日目~☆
|Posted:2013/10/25 10:28|Category : 携帯からの投稿|


写真展残すところあと2日となりました。
今日は台風が来ているみたいで、夜中からずっと雨です。
雨宿りがてらにたくさんの方が来てくれるといいですね。
写真展の留守番は、特別作業のないときは暇なので、こうやってブログを書いたり、本を読んだり、新聞を読んだりしています。
今、特定秘密保護法が問題になっていますが、これが決定されると、福島菊次郎さんが行ってきた取材などはできなくなるのではないかと勝手に思っています。
公に発信されない情報を発信するジャーナリストがいるから、私たちはかろうじて、「中身」を知ることができる。
政府にとって都合の悪い情報が、蓋をされてブラックボックスの中にやられてしまうようになると、テレビの画面上に生きる私たちになりかねません。(例えがややこしいのでさらっと流してください。笑)
この先、どうなるのでしょう…。
とある情報では、早ければ11月8日から福島第一原発4号機の核燃料棒の取り出し作業を始めるそうです。
うーむ…。この先どうなるのでしょう…。
今、「戦地に生きる人々」という本を読んでいます。大手マスコミが足を踏み入れない世界で、単独取材するジャーナリストさんたちが書いて編集した本です。
圧倒的差別と圧力と暴力の世界で、私は今ある自分の生活圏でできることしかできません。
こういった世界であることを知り、自覚し、次に何ができるのだろう…、と、今現在暇な私は考えています。
思い返せば、幼い頃から、生きにくい変な世の中だな~、と本能で感じてこうやってひねくれて生きてきたんだと思います。笑
今生きている子どもたちは、今、明日に希望を持って生きていると思います。
その世界が、嘘と隠蔽と偽りと欲望と傲慢と差別と犠牲の上に作られたものだというのを知らせ、自覚させるには、とても辛すぎる。
だから、できれば、そんな世の中じゃない世の中なんだよって、胸張って伝えたい。
そのためにも、そんな世の中であってほしい。
生きることを楽しめる世の中であってほしい。
人を傷つけることをしたらゴメンナサイと言って、人の心の傷に耳を傾けられるように、したい。
何がどうあろうとも、目の前のものを愛せる自分でありたい。
暇なワタクシのぼやきはここで終わりにして、仕事します~。
今日も朝からポツリポツリと人が足を止め、じーっと無言で写真と言葉を見ています。
-絶望するということは、あなたが希望を持っているから-
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