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『反原発資料館』製作中、『欧亜国際連絡船の着いた港~ジャン・コルペ写真集』発売☆


と、まあ、美山の古民家に移住したのですが、まだしばらくは敦賀と美山の往復の日々になりそうです。

今は敦賀にいます。

今敦賀で何をしているかというと、今までお世話になった家の整理、片付け、そして、『反原発資料館』なるものを作っています☆

自分が敦賀に来て知ったことは、自分が知らなかったところで、こんなにも敦賀の方々の反原発運動の歴史があったんだ、ということでした。
自分は3・11以後の反原発運動の経過しか知らなかったが、敦賀に来ていろんな話を聞き、高速増殖炉もんじゅが建設されたとき、敦賀原発3、4号機の建設計画が始まったとき、すでに敦賀では原発との闘いが始まっていた。今やっていることも過去にやっていたことで、いろんなことをやったが何をやっても、なかなかその声が行政を動かす力にならない。
その悔しい想いも含めて、これからも続く闘いのためにも、歴史の資料として残したい、と思っています。
消えてしまう花火は権力者にとっては恐くない。
こんなことをやってはいけない、と残し、後世に伝えていく。
敦賀で学んだこと、お世話になったことへの、自分なりにできること。『反原発資料館』を作ること。
敦賀の家の一室を改造しています。
反原発運動に関する資料など、年代問わず集めています。心当たりのある方は連絡ください。
できれば、福井県内の資料を中心に集めたい。
これについても、また経過報告します☆



そしてそして、敦賀の家の家主でもあり、50年前から反原発の活動をやっている太田さんが編集した写真集『欧亜国際連絡船の着いた港~ジャン・コルペ写真集』が寿郎社からつい先日発売されました!!
100年前の敦賀港、日本、朝鮮、中国、そしてシベリア、ガラス原盤から写し出される貴重な写真の数々と、原発誘致と共に変わり果てていく敦賀湾の景色を見続けてきた太田さんの切なるメッセージがぎっしり詰まった作品です。
学校の教科書で胡散臭い歴史を学ぶくらいなら、こういった写真集で過去の空気と息遣いを感じなさい、と言いたくなるような貴重な貴重な写真がたくさんあります。
普通に本屋さんにあると思いますが、気になる方はご連絡ください。4000円です。



と、まあ、いろんな過去の事実を、形で残していきたいと思う今日この頃ですかな☆

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古民家、再生☆

ながれ、ながれて、旧美山町の山間に古民家を借りて住むことになりました☆

やっと落ち着くかなと思います。

いろんなところを旅して遊び歩いていて、去年の4月に福井に帰ってきたかと思うと実家を追い出され、5ヶ月間の家なき子をへて、福井市の花月に一軒家を借りて「ピースアクション・あじと」として活動の拠点兼自宅を構えたが、もろもろの事情で今年3月に同じ福井市内の一軒家に引っ越し、その後2ヶ月で今度は敦賀に引っ越し、そしてまたもろもろの都合で、生活環境の良い自然溢れるところを探していたら、ふとしたきっかけで出会った方が、旧美山町の山間の素敵な古民家を紹介してくれました☆

思い返せば、反原発活動と自分の生活とに右往左往振り回されながら、とにかく目の前のことに必至に取り組んでいたら、いつの間にか理想的な環境に辿り着いた、といった感じです。

ながれ、ながれて…

家のすぐ隣に綺麗な川が流れているので、水道を通さなくてもいいんです。
昔は目の前に茅葺き屋根の家があって、そこの井戸も使っていたそうです。
いつか掘り返してやろうと思っています。
土地が広いので畑もできるし、好きに小屋も建てられます。
大家さんには、家を好きに改造していいと言われています。

その古民家は、築およそ100年はたってるんじゃないかな~と思います。
大きな梁がどーん、どーんと天井に架かっています。

一部、中途半端に改築されていて、古民家にはそぐわない壁板で部屋が仕切られ、低い天井のついた部屋がありましたが、壁板を剥がすと天井が高く、大きな煙突と囲炉裏が現れました。
そうなると、デッドスペースに風が通り、天井の高い風通しの良い、呼吸をする元の家の姿に戻っていきます。

大家さんが大量に薪をくれ、知人から薪ストーブを借りて暖をとっています。

先日、今でも炭焼をやっている82歳のおじいちゃんの手伝いに行って炭を大量にもらったので、七輪で料理をしたりします。

一昔前は、火と共にあった生活があり、生活環境にあるものは100パーセント自然界に循環していたと言います。

その頃(きっと江戸時代くらい)の暮らしそのものが、人間にとって最高峰の技術であったのではないか、と最近思っています。

そして、便利なもの、効率的なもののために失うものが増え、自然界と循環して生きていくための技術も失われていったのかもしれません。

自然豊かに、火と共に、昔の人は贅沢に暮らしていたのかもしれません。

たぶん100年以上建っていて、中途半端に改築された古民家を再生させながら、そんなことをつらつらと思っています。

たまにの河合ちゃんのぼやきだと思ってさらっと流してください。笑

便利なもの、何かを犠牲にするものを辞め、自分の手で、自分の足で、周りの環境と共に、再び生きる(再生する)。
これから住む我が家に、そんなことを教えられています☆

それではまた、ぼちぼちと経過報告します。いずれ写真もアップします~☆

今までも今もこれからもきっと、あらゆるものが教えてくれる。
すべてが愛なんだな。
ありがとう。LOVE。感謝☆
言いつくせないよ~(*^_^*)
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