
『反原発資料館』製作中、『欧亜国際連絡船の着いた港~ジャン・コルペ写真集』発売☆
|Posted:2013/12/16 22:36|Category : 携帯からの投稿|

と、まあ、美山の古民家に移住したのですが、まだしばらくは敦賀と美山の往復の日々になりそうです。
今は敦賀にいます。
今敦賀で何をしているかというと、今までお世話になった家の整理、片付け、そして、『反原発資料館』なるものを作っています☆
自分が敦賀に来て知ったことは、自分が知らなかったところで、こんなにも敦賀の方々の反原発運動の歴史があったんだ、ということでした。
自分は3・11以後の反原発運動の経過しか知らなかったが、敦賀に来ていろんな話を聞き、高速増殖炉もんじゅが建設されたとき、敦賀原発3、4号機の建設計画が始まったとき、すでに敦賀では原発との闘いが始まっていた。今やっていることも過去にやっていたことで、いろんなことをやったが何をやっても、なかなかその声が行政を動かす力にならない。
その悔しい想いも含めて、これからも続く闘いのためにも、歴史の資料として残したい、と思っています。
消えてしまう花火は権力者にとっては恐くない。
こんなことをやってはいけない、と残し、後世に伝えていく。
敦賀で学んだこと、お世話になったことへの、自分なりにできること。『反原発資料館』を作ること。
敦賀の家の一室を改造しています。
反原発運動に関する資料など、年代問わず集めています。心当たりのある方は連絡ください。
できれば、福井県内の資料を中心に集めたい。
これについても、また経過報告します☆
そしてそして、敦賀の家の家主でもあり、50年前から反原発の活動をやっている太田さんが編集した写真集『欧亜国際連絡船の着いた港~ジャン・コルペ写真集』が寿郎社からつい先日発売されました!!
100年前の敦賀港、日本、朝鮮、中国、そしてシベリア、ガラス原盤から写し出される貴重な写真の数々と、原発誘致と共に変わり果てていく敦賀湾の景色を見続けてきた太田さんの切なるメッセージがぎっしり詰まった作品です。
学校の教科書で胡散臭い歴史を学ぶくらいなら、こういった写真集で過去の空気と息遣いを感じなさい、と言いたくなるような貴重な貴重な写真がたくさんあります。
普通に本屋さんにあると思いますが、気になる方はご連絡ください。4000円です。
と、まあ、いろんな過去の事実を、形で残していきたいと思う今日この頃ですかな☆
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