|Posted:2012/06/20 13:25|Category :
ピースアクション|
先日、福井で行われた、~いのちが大事、今なぜ再稼動?ふくいでつながろう~、に参加してきました。
地元、そして全国から、ありとあらゆる団体が自主的に集まってきました。
中央公園は人で埋め尽くされ、パレード行進では永遠と続く長蛇の列。
パレードの警備をやっていたオレは、ありとあらゆる団体のそれぞれの想い、声、パフォーマンスを一通り見て、ときには「一緒に歩こう」とか声をかけられ、ときには「久しぶり~」と声を掛け合ったりしていました。
15日、野田首相、西川知事は正式に大飯原発の再稼動を決定した様子でした。
ここまで民意の反映されない政治とは…なんなんだ!!
憤りと絶望感、そしていろんなことが重なり、正直、自分の中では、今後の福井、日本、世界はどうなってしまうんだろう…、とすごく不安に思えて仕方ありませんでした。
そんな中、集会当日を向かえ、全国から集まった方は2200人(主催者発表)!!
みんな自主的に集まった人たちです。
こんなことが今まで福井であったでしょうか!?
原発のない未来への想い、平和を願う想い、自分たちでつくる未来への想い、その火種は細々となるどころか、益々勢いが増すようでした。
「大丈夫だ~、全国のみんなもおんなじ想いなんだ~、みんな応援してくれている。みんなが支えて、みんなで世界を変えていくんだ~」
そんなことを思えた。
政府が、住民に何の説明もせず、理解も得ず、民意を無視して、一方的に政策を進めると同時に、そんなことさせるかー、ふざけるなー、もうオレたちは騙されねえぞー、黙っちゃいないぞー、という声も大きくなり続ける。
政府が、自分たちの都合の良いように政策を押し進めようとすればするほど、自分で自分の首を絞めていく結果になっている。
これも自然なサイクルなのかな。笑
そんなところに、平和な未来を垣間見た。
どんなに優しい、穏便な、争いを好まない福井県民も、あの2200人のパレードを見れば黙っちゃあいないだろう。重い腰を上げるだろう。
ちょっと違う話だが、あの集会の新聞報道について、4社ぐらいかな??全国紙の一面を飾った。
でも、地元の福井新聞、県民福井では、二面だったり、後ろの方だったりした。
変なもんだな。
地元福井で起こっていることを、福井では大きく取り上げない。
それだったら、もっともっと運動を大きくして、報道せざるおえない状況にすればいい。
次は3000人、その次は4000人…、今、日本が一つになるとき。
パレード行進は、オレはすべて一通り見たわけだが、ちょっと過激なことを言う人もいれば、ドラムやパーカッションのパフォーマンス、「よいしょ~、よいしょ~」と踊りながら歩く方々、様々なシュプレッヒコール、みんなで歌を歌いながら歩く方々、替え歌などもあって面白かった、忍者カメラマンがいたり、お坊さんがお経を唱えながら歩いていたり、非常に平和で、楽しいものです。
今、人は、『人、生活、生命』と『お金』のどちらが大切なのか、という根本的な問いを受けているように個人的には思っています。
この燃え尽きぬ火を、燃やし続けて、いつか見た『火の鳥』のように、宇宙へ閃光を放ちながら、一本の線となり、やがて一つの点が見果てぬ空間へ、きっと僕らの夢は、今そういったところに射しかかっているのかもしれない。
なんか、いつも以上なロマンチスト河合になってしまいました。
うむ、力が入った…。
ちなみに、集会後に行われた『人の和アクション』は、参加者約100名弱。
着実に人は増えてきているように思います。
今回はトランペットも入って、一体感が増し、涙を流しながら歌う方もいました。
最高の瞬間でした☆
手を繋いで、助け合い、協力し、分かち合い…
みんなと共に、この美しいふるさとを守り、愛し続けます☆


