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ウッシ

早起きして、乳搾りしています。
なかなか、動物を甘く、可愛く思っていた河合君は今、なかなか動物は生意気だなあ、と思っています。笑
牛が蹴ってくるんですよ!!
まあ、牛の乳をよこせって言う人間も人間ですが…。笑

とりあえずここでは、うん○ごときにビビッテいたら仕事になりません。笑

そんな感じでやっております。

今一番オレが心配していることがあるんです…。。
またいつか会うであろう友達よ。
もしオレが牛臭くなっていても、嫌いにならないでね☆

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厚床

道東、釧路よりさらに東へ2時間、厚床というところに来ました。
そしてしばらく河合君は、ここで牧童として働くわけです。

朝6時に苫小牧を出発して、夕方6時すぎに到着。
疲れた~し長かった~。
外はずっと雪景色☆
今も降り続いています。

何とも贅沢な個室を与えられ、温かい家族に迎えられ、楽しくやっていけそうです。

ほんとうに、北海道は、人は温かく、明るく、いいところです。
苫小牧で出会った人に、
「1ヶ月や2ヶ月いたくらいで、北海道を分かった気になっちゃあいかんぜよ。」
と言われた。

ほんとに…いいですね。

冬は雪だねえ~
後日、写真アップします。



東へ

おはようございます。
北海道、苫小牧にいます。
友人のお店「OLD」へ行って、3曲ほど歌いました。
そして、たらふく酒を飲み、気付くと朝4時を過ぎていて、ほとんど寝る間もなく、駅にやってきました。

今は少しばかりお金のある河合くんは、ちゃんとホテルをとっておいたのですが、結局ホテルにいた時間は1時間程度でした。笑

こうやって遠くへ来ても、覚えていてくれて、一緒に遊んでくれる友達がいて、まるで自分の故郷のようにも思えて、いろんなところに家があると思うと、幸せだな~とつくづく思います。

もし苫小牧へ行く機会があれば是非、OLDに遊びに行ってみてください☆

もうすぐ日が昇りそうです。

今年の北海道は異常に寒いらしく、ところによってはオーロラが見れたらしいですよ。

それにしても、この寒さは顔が痛い。

北海道オリジナルのコンビニ、セイコーマートは、なぜかものすごくワインの品揃えがいいし安い。

それでは、東へ向かいます。


幾度となく見てきた芦原温泉駅の冬景色。
雪が降っております。
ホームに立つと、「さあ、出発だ~」という気分が高まってきます。

完全防備で家を出たのですが、電車の中が暑いです。
さてさて、またどこかへ行ってまいります。

やっぱり冬は、この身も引き締まるような寒さが好きです。

福井の友達よ~、また会う日まで~

毎日を~、楽しんで~


フォトムービー3

よーし、終わった終わった!!
フォトムービーシリーズ「旅をする歌」第一部、最終章をアップ完了しました。
とりあえず、これで終わりにしようかな。

第六話
第七話

最終章、アジアの旅。
どれも濃い内容の作品となっております。お見逃しなく♪♪笑

アラスカの旅については、また機会があれば、何かしよう☆

いつも思うことなのですが、そこにいると、そこの良さを感じることに疎くなって、離れてみると、そこの良さに気付いたりする。
変なものですね。

こうやって、過去の自分を振り返ってみると、ああ、いい体験をしていたんだなと、しみじみ思います。
そのときは、良いことも悪いこともあって、目の前のことで精一杯でした。

一番気付きにくいのが、目の前にある幸せなのかもしれません。

今日は非常に寒いです。
そうこうしているうちに、雪が降ってまいりました。
やっぱり冬は忍耐ですね。
楽しく乗り越えていきましょう☆




フォトムービー2

フォトムービー「旅をする歌」シリーズ、第5話までアップしました。
良ければ、お時間のあるときにでも、ご覧になってくださいませ☆

第二話
第三話
第四話
第五話

いつも思うことだが、オレの場合、何かやろうとすると、必ず壁にぶち当たる。
壁にぶち当たっているときは自分自身が必死なので、大変だともなんとも思わない。
その壁を越えて、ほっと一息ついて、そっと振り返ってみると、大変だったんだな~とつくづく思う。

壁がないと、越えることはできないし、越えたときの喜びもない。
生きていると、自然と壁にぶつかるようにできていて、喜びを感じれるように仕組まれているようにも思う。

過去の写真でフォトムービーを作って、そのとき書いていた日記帳を広げてあらためて読んでみたが、
いろいろあったんだな~、と、我ながら思う。←アホ。笑

科学者も物理学者も、まず直感的な閃きがあり、仮説をたて、それを論理的に解明して、偉大な業績を残す。

オレはずっと何かを探していて、やがて、、"やりたいことをやっていればすべてがうまくいく"という直感的閃きがあった。
そして、オレはそれを行動で示そうとしている。
もちろん、ことあるごとにいろんな壁が現れ、問題が起こり、嫌なやつとも会う。
でもそれらはすべて、越えられる壁なのである。
体験すべき壁であり、学ぶべき壁である。

そして、ありとあらゆることを体験して、学んで、その先に…何かがある。

自我を出そう~笑


フォトムービー

ユーチューブに、フォトムービーを載せました。
簡単ではありますが、一応、オレの映像作品です。
是非観て下さい☆

ヨーロッパ、アジアを旅したときの記録です。
やりたいことをやっていれば、すべてがうまくいく。
やりたいことがあるけれど、もう一歩が踏み出せない、という方にとっての良い刺激、励ましになればいいなと思います。
全部でいくつになるかわかりませんが、アラスカの旅まで、全部載せたいと思っています。
完成はいつになるかな~☆

とりあえず第一話「旅をする歌_1 ~ドイツ-フィンランド編~」
http://youtu.be/jATywh6MfB0



写真

そうそう、久しぶりの福井で撮った写真を載せようと思っていて、忘れた。

『イカ』です。
いや、猫の名前が『イカ』なんです。冬が来て、ちょっと太ったかな。
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甥っ子の『悠希』。
ギターが大好きです。
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近所の畑。
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坂井平野から見る雪山。
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ではでは、お体には気をつけて、一日一日を楽しんで☆



ナチュラルなフリーマン

パソコン作業は大変だ。妙に疲れる。
なぜか見れなくなっていた、わがホームページ"ロック村"。
原因を解明して、更新完了!!
ついでに、Photogalleryのページに、"初めての沖縄"というページを作っておいたので、是非見てください☆

http://rokkumura.ojaru.jp/

よし、ホームページもパワーアップしたし、スッキリした。



最近、自然との調和、について考えています。
もっと自然に生きていくにはどうしたらいいか…。

それでまず、厚着をすることで、一切の暖房器具を使わないことにしました。
そもそも、暖房やストーブなどの不自然な風や空気が苦手なのである。

最初、夜は足の指先や背中が冷えて寝れなかった。
でも、3日ぐらいすると、冷えがなくなった。

最初は、手が冷えてギターを弾けなかったが、弾けるようになった。

鼻がズルズルになっているが、これはきっと、環境の変化にオレの体が対応して変化しようとしていることの表れだと思う。

ちょっとした知恵や努力で、もっと無駄のない、シンプルな生活ができる、と思う。

そして、少食を心がけています。
アンドレーワイル氏が提唱する、無駄のない、栄養のある、必要最低限の食事をすることで、自然治癒力を高め、健康な体作りをやっています。

こうやって、自分の体と向き合い、コミュニケーションをとりながらの日々はなかなかおもしろいですよ♪

とある本で読んだのですが、チベットの修行僧が、雪の上で座禅をしているのに、体温が40度まで上がる、ということもあるのです。
人は、自分で自分の体温をコントロールできるんですよ、きっと。


福井はやはり寒いです。
そして、福井の友人たちと会い、さて、これからどうしようかと考えているところです。

つい先日、とある出版社から連絡があり、オレが、昔作ったがプリンターが壊れて増産ができなくなった幻の本『旅と音楽』を、出版してみないか、という話がきた。
詳しい書類が後日届く。

さて、どうなるかな。
業界も今大変だろうから、そう簡単なことではないと思う。


"何も無い"ということは、"何もかもが有る"ということらしい。
この言葉は、難しくてイマイチ理解できていないが、何となく、わかることはわかる。

今のオレには"何も無い"。言い換えると、"自由"である。



おはようございます

昨夜、福井に戻ってきました。

那覇から神戸空港へ行き、久しぶりに会う友達と三ノ宮を歩いた。
久しぶりの都会の雰囲気、人ごみ、寒さ、こりゃあなかなかやな~と思いながら歩きました。慣れが必要ですね。笑

実家のある芦原温泉駅で降りると、北陸の湿った空気、匂いが懐かしく、ホッとさせてくれました。
でも、さすがに寒いなあ~。足先が冷えるなあ~。
しかも今朝はあまりにも寒くて、今現在、ズボン2枚、ダウンジャケットにマフラー、毛糸の帽子をかぶり、手袋をしてパソコンを打っています。慣れが必要ですね。笑

そして、なんとなく聴きたくなったCD『パブロカザルス・鳥の歌-ホワイトハウスコンサート』をオーディオデッキに入れて再生しました。
このアルバムは、いつも持ち歩いているアイポッドにも入っていてたまに聴いていたのですが、こうやって改めてオーディオで聴くと新鮮です。
というか、この作品の雰囲気が福井の風土と合っているように思います。
沖縄で聴いていても何も感じないので、すぐに聴くのをやめてしまいました。
これを聴き終えたら、次はレコードシリーズ、ベートーヴェンの『田園』から聴いていきましょうかねえ♪笑

やっぱり、自分で言うのもなんですが、旅をしているときは、河合良信の『旅をする歌』がお勧めですよ☆大笑

昨日、友人と話していたのですが、やっぱり、今、人に必要なのは、人を思いやる気持ち、愛情表現なんじゃないかなと思いました。
そしてもう一つ気付いたこと。
『あきらめなければ夢は必ず叶う』ということ。
人前で歌うこと、県外で歌うこと、全国ツアーをすること、ギターと共に海外を旅すること、アラスカの大自然の中へ行くこと、これはずっとオレの夢でした。
絶対にあきらめませんでした。
だから叶いました。

昔は、メジャーデビューとか、有名になるとか、金持ちになるとか、いろんな野望がありましたが、今現在叶っていません。
とくにそれほど望んでいるものでもないかなと思います。
もしくは、今の自分にとって必要ではないもの、なのかな。
今はもっと大切なものがある、と思う。

でもまだまだこれからどうなるかはわかりません。

今、オレが夢に描くのは、理想郷に辿り着くこと、愛する人と共に暮らすこと、本当の意味で世界が平和になり、世界中が愛で包まれること。
これらは、あきらめさえしなければ叶う。

そんなことを、想いませんか??

それでは、久しぶりの福井生活を楽しんでいきます♪
みなさん、寒いですが、体には気をつけて☆






仰げば

今日、今帰仁村の海辺の宿を出て、那覇にやってきました。
約2ヶ月半、海辺の宿での食事、仕事、就寝、一日、一日と、お世話になりました。
いつも思うことだが、何があっても、良いことも、悪いことも、楽しかったことも、辛かったことも、過ぎてしまえば宝物のように思えます。
すべてを通して、また気付けたことがあった。

こう思うと、出会う人々、すべてが師であるのだなと思います。

今の心境は正に、仰げば尊し、である。



そしてまた、リセットボタンを押すのです。

今ここがまた新たなスタート地点です。

すべての財産は心の中にある。

~忘るる間ぞなき ゆく年月~

永遠を胸に、

お互いの健康を祈り、

決して振り返るな。

~今こそ別れめ いざさらば~

プラーナ

最近、あらゆる医学と治癒についての研究をするアンドルー・ワイルという方の本『癒す心、治る力』という本を読んでいる。
これは、ずっと前に、たまたま入った古本屋で見つけて、あまりにも興味深かったので買ってみたのだ。
まだ読んでいる途中であるが、あまりにも興味深すぎる、おもしろい。
今一番考えさせられたのが、必要以上の食事は必要ない、むしろ悪影響であり、本当に人の体として必要、大切なもの以外は悪影響である。
ワイル博士いわく、無農薬、有機野菜を摂り、少食を心がけ、週に一回断食するのが健康に良いと言う。
オレも昔から言われていた、「たくさん食べなさい」とか、「残さず食べなさい」とか、なんだったんだろうと思う。
食べ残しをするのは良くないと思うが、多すぎる食事を無理に食べる必要はないのである。

その後、たまたま、ジャスムヒーンという方を知った。
彼女は、地球のエネルギー(プラーナ)を得られれば、口から得られるものは必要ないと言う。

これはまさに究極である。

でも、想像してください。
もし、食べ物がなくても、地球のエネルギーを体に受け、健康に過ごしていけたら、、、

以下、しばらく自分の体験談を話そうと思う。

昔、車で旅をしていたときのこと。

ライブをしてもCDが売れず、金銭的にやばくなってきて、毎日腹が減って、ほとんど食事らしい食事をしていなかったとき。
旅先で出会う人と話をすることで、心も体も満たされた気分になった。
良い話ができたり、深い話ができて、その人と仲良くなれると、空腹を忘れることができた。
そんなとき、どんなに腹が減っても、毎日楽しかったら大丈夫なんじゃないか、と思った。

長野県の道の駅にて、100円で野沢菜が大量に買えた。
買った野沢菜を、生でそのままモシャモシャ食べた。
非常においしかった。
腹が減っていると、新鮮な野菜であれば、そのままでも十分おいしい。

ヨーロッパを旅しているとき、意外と西洋人、白人は肉を食べないと思った。
むしろ、日本人は肉を食べすぎなくらい食べていると思った。
西洋人、白人は、食事自体、あまり食べないと思った。
日本人は、不景気だとかどんなに言っていても、贅沢すぎるくらい食べていると思った。

バリ島にて。
ちょうど、バリ島の正月の時期だった。
鳥を絞めて料理した。かなりショックだった。
オレが泊まった宿の家族は、ほぼ年に一度、正月の時期にしか肉を食べないと言っていた。
しかも、食事は朝と夜だけ。

そんな生活をしていたら、今までの食生活を考え直させられた。

アラスカの山の中でキャンプ生活をしているとき。
限られた食材を、少しずつ食べる。もちろん肉なんてない。
大自然、森に囲まれて、火を熾し、料理をする。
ほんの少しの料理でも、幸福に包まれる。
幸せに包まれる。

ニューヨークのお寺で修行生活をしていたとき。
毎日、玄米粥を食べる。
玄米の美味しさを知った。
それから、福井の家に帰ってからも毎日玄米粥を続けた。
玄米は、物凄く栄養があっておいしい。
白米にするのは、お米の栄養がほとんど無くなってしまって、もったいなすぎる。
玄米は、お粥にして、焼き海苔をかけて、醤油をかけて食べるとおいしい。

福井に帰って、毎日3度の食事、肉を食べていたら腹を壊した。
毎日腹いっぱいで、食事の喜びをあまり感じなくなった。

沖縄に来て、働いて、出される料理をそのまま食べていたら、腹を壊した。



食べる喜び、空腹の喜び。
自然の恵み、新鮮な空気。
必要以上に食べない健康生活。
清貧生活。
そんなことを心がけていこうと思う。

風邪や病気はストレスからくるものだと思う。
そして、食欲も、ストレスからくるのではないかと思っている。
肉を食べるのも、ストレスからじゃないかなあと思っている。

オレが今まで、最高に幸せを感じた瞬間とは、いつも空腹だった。
人は地球のエネルギーをいかに得て、生きてゆけるのか、やってみたい。
自然のエネルギーを、体中で感じていられたら、それだけで幸せだろう。
もし、世界中の人々がそんな生活をできたら、なんて幸せだろう。

なんだかまとまらなくなってきたので、この辺で話を終わりにしよう。

ライブ

久しぶりのライブです。
那覇市にある『アルテ崎山』のフリーライブに参加させていただきます。
12日(木)pm8:00スタート、USTREAMで配信されそうなので、良かったら、時間を合わせて見てください☆
http://arute.ti-da.net/

久しぶりだ!!

果てしない物語

白昼夢というのだろうか、夢想家というのだろうか。

今日は、新しい曲を考えていて、でも、なかなか歌としてはまとまりそうになくなって、あきらめてやめると、一つの物語が浮かんできました。
それをノートに書いておいたのですが、せっかくなので、今ここに載せてみようと思う。

おもしろいか、おもしろくないかはわかりません。
ただ、そのまま載せようと思います。
ちょっと長いかも。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

ギギギギギギー、、、、
鉄でできた大きな重い扉を、男の子はそっと押し開けた。
開いたドアの向こうは、茨の道、視界を遮るようにならぶ木々、ジャングル、狭い空にはたった一つ、月が輝いていた。
男の子は、足元を確かめながら、足の裏の感触を確かめながら、ゆっくりと歩き始めた。

男の子は、足元に舞い落ちた落ち葉を、その感触を確かめるように手で拾い上げた。
次に、つま先にコツンと当たり、蹴飛ばした小石を拾い、その手触りを確かめてみた。

一人ぼっちの男の子は、不安に飲み込まれないように、歌を歌うことにした。
できるだけ大きな声で、明るい歌を歌った。

あ~あ~あ~あ~

一羽のカラスが男の子に飛び寄ってきて、一つの質問をした。
「月の向こうには何があるのですか?」
男の子は答えた。
「きっと、それを知るために僕は歩いているんだよ。」

次に、一羽の七面鳥がやってきて、男の子に聞いた。
「この世になぜ色があるのですか?夜になると何も見えない。あなたは、昼と夜のどちらがすきですか?」
男の子は答えた。
「それは楽しむためにあるんだよ。だから昼も夜も好きだよ。」

次に、一匹の蛇がやってきて男の子に聞く。
「君はそんなに堂々と歩いているけど、恐くないのかい?たまには休んで、隠れた方がいいんじゃない?」
男の子は答える。
「歩いていても隠れていても、やることは同じだよ。恐いと思えば恐くなるし、楽しいと思えば楽しくなるよ。」

次に、一匹のモグラがやってきて男の子に聞いた。
「なかなか土の中の世界もおもしろいよ。ミミズがいたり、カブトムシの幼虫がいたり、彼らを食べるとなかなかおいしいよ。ときには一緒に遊ぶこともあるよ。」
男の子は答える。
「僕も土の中を探検してみたいね。でも君みたいにそんなに速く土を掘ることはできないから、歩いている方が好きなんだ。」

次に、狐が美女に化けて、木の陰から男の子に聞く。
「もし、そこの道のお方。ちょっと休んで、一緒にお茶でも飲みませんか?とってもおいしいお茶があるんです。」
男の子は答える。
「僕は今は歩いている方が楽しいから、休む気はないよ。なんなら歩きながらお茶をもらうよ。一緒においでよ。」

次に、森の中に迷い込んだジプシーがフィデロを弾きながらシクシク泣いていた。彼女は言う。
「仲間とはぐれて一人ぼっちになってしまった。これからどうしていいかわからない。」
男の子は言う。
「一緒においでよ。」

次に、槍と斧と弓矢を持った人々が道を通せんぼして、男の子に言う。
「ここから先は、神聖な山への入り口である。何人たりとも通すわけにはいかない。それでも通ると言うのであれば、我々は君達の命を奪う。」
男の子は彼らに尋ねた。
「僕らの行く先を教えてくれませんか?」
彼らは言う。
「我々は君らの行く先など知らない。どこから来たんだね?」
男の子は言う。
「僕はどこからも来ていない。ただ、今、ここにいる。そしてあなた達と会っている。」
彼らは言う。
「よし、わかった。我々も君達と共に行こう。」

神聖なる山の頂上に着くと、太陽が地平線から、眠そうな目をこすりながら顔を出した。そして男の子たちに気付いて、問いかけた。
「ほう、君達はとてもとても仲が良さそうだね。優しい笑顔で溢れている。見ているこっちもうれしくなるし、元気をもらえるよ。ありがとう。お礼といっちゃあ何だが、君達の願いを一つ叶えてあげるよ。」
男の子は言う。
「じゃあ、一つ教えてください。僕らは何を求めているのでしょう?」
太陽は答える。
「なになに、そんなことが君達の願いなのかね。うーん、、、口で言うのは簡単だが、私には答えられない。当たり前のことを当たり前のように感じて、手にとり、分かち合えばいいんだよ。君達は風を必要としている。太陽を必要としている。動物を必要としている。植物を必要としている。木々を必要としている。大地を必要としている。人を必要としている。
 みんながみんな、お互いにそうなんだよ。お互いがお互いに必要なんだ。僕は君を愛している。君は僕を愛している。それだけで、みんながみんな幸せになれるんだよ。私は君達を愛している。それだけじゃあ不満かね?」
男の子は言う。
「僕もあなたを愛しています。そして、仲間を、人々を、動物を、植物を、木々を、大地を、山を、空を、雲を、海を、地球を愛しています。」
太陽は言う。
「わかるかい。当たり前のことを、当たり前に感じ、手にとり、分かち合えばいいんだよ。みんな幸せになろうね。」

そして太陽は空へ高く高く舞い上がり、男の子は、カラス、七面鳥、蛇、モグラ、美女に化けた狐、ジプシー、槍と斧と弓矢を持った人々と別れを告げ、歌いながら歩いていった。
その歌声は風に乗り、木々を揺らし、大地の上を走抜ける。
そして耳を澄ますと、どこからともなく、様々な歌が男の子の耳をかすめて流れていった。
「一人じゃないんだね」
男の子は自分に言い聞かすと、再び歌いながら歩いていった。

おしまい☆

新年

2012年、明けました。おめでとうございます☆
今年もよろしくお願いします。
年末年始は仕事が忙しくて大変でした。
今は、金粉入りの泡盛を飲んで、良い感じです♪
明日は久しぶりの休み!!

さてさて、2012年、今年の抱負は、、、

インド独立の父と呼ばれた『マハマト・ガンディー』の言葉

「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」

これです!!

そして祈るのは、

全世界の人々が、人として、幸せに生きれる世の中になることを願っています。

明日の行方はわかりません。
僕らは今という瞬間を永遠に生きていくことでしょう。
まだまだ学ぶことがたくさんある。

辛いことがあるから、楽しいことを楽しいと思える。
真っ暗闇の中にいるからこそ、光を見つけたときに喜びを感じる。

この、どうしようもない、経験しないとわからない、失敗と喜びの繰り返しであるこの世界を、腹を立てながらも、文句言いながらも、謳歌していきたいなと思う。

何があっても、希望を持っていれば大丈夫。
夢を忘れなければ、すべてがそのための過程になる。

明日の行くへがわかりません。
本当にわかりません。

願わくば、一日一日を有意義に、楽しく、感謝しながら生きていたいと思う。

ありがとう。
今日の日よありがとう。

まだまだ

旅の途中~



  
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