
よいお年を
|Posted:2011/12/30 23:50|Category : 世界平和へ向けて|
江戸時代の国学者、古事記を解読した本居宣長の残したこんな言葉があります。
『その人の言葉を聞けば、その人がわかる』
ちょっと違ったかもしれませんが、こんな感じです。
オレの解釈では、その人が使う言葉、喋り方、声、でその人がどんな人かがわかる。だから、言葉とはすごく大切なものである、ということだと思った。
以前、三重県にある本居宣長記念館へ行ったとき、案内人の人から、「先生の残した最後の言葉がこれです。」と言ってもらった紙に書いてあった言葉だ。。
全くそのとおりだと思う。
今、オレは沖縄の宿で住み込みで働いている。
沖縄と言えば聞こえがいいし、青い海、青い空、赤い太陽~、みたいなイメージがあるかもしれない。
正直、オレが今思うのは、なぜこんなところに来たのだろう、ということだ。
忙しいと、人にやつあたりをする人がいる。
全く感情の無い、伝えようという気持ちも無い喋り方をする人がいる。
こういう人は、思いやり、相手を尊重する気持ち、人として当たり前の愛が少ないのだと思う。
そして日本人はなぜか、仕事だから、とか言えば正当化される。
おかしい話だ。
忙しいからこそ、みんなで協力して、乗り切る。
当たり前のこと。
忙しいから、イライラを人にぶつける。
ばかみたいな話だ。
これが当たり前になって、許されるのも、
バカみたいな話だ。
オレは今まで、たぶんもう全部思い出せないくらいいいろんな仕事をした。
そして、必ず、会社に一人以上、イライラを人にぶつける人がいる。
なぜかそういう仕事場と巡りあってしまう。
そういう人が多いからなのか、自分がそういう人と出会う運命なのかどうかはわからない。
なぜ人を思いやることができないのだろう。
ずっとずっと疑問である。
人として、情けないと、恥ずかしいと思わないのだろうか。
ここの宿で働き始めたとき、なぜこんなに暗いのだろう、と思った。
暗い顔をして、まるでロボットのようにみんな働いているのであった。
目の前に海があって、最高の環境とロケーションなのに。
悲しいとしか言いようが無い。
そこでまず、オレは友達を作ろうとした。
話の通じる友達だ。
そこで友達が2人できたので、彼らと作戦をたてたのだ。
仕事場を明るく、楽しく仕事をするために。
・仕事中、無駄口をたたく。
・仕事中、変なことをして笑いをとる。
・それを見つからないように、怒られないように、オレたちのなかでやる。
なかなかスリリングでしょ!?笑
おもしろかったですよ、本当に。
いい感じで楽しかったけど、結局友達は仕事を辞めて去ってしまった。
最近、若い女の子が入ってきた。
彼女は本当に辛そうである。夜寝れないと言っていた。
それを見ているオレも心が痛む。
・弱い人間ほど、人にやつあたりをする。
・こっちが大人になるしかない。
・そんな人間もいる、ということ。
・反面教師として習い、どんな状況になっても、心を寛大に、大変であればあるほど、愛と思いやりを持つこと。
・ただ体だけ大きくなって、心の成長のない、頑固な人間をまともに相手していても話しにならない。笑ってやりすごせばいい。
そんな話を彼女とした。
なんと言っていいか…。
ほんとうに、思いやりの無い、相手を尊重することもできない、人にとって一番大事なものの欠落した人を見るのが悲しい。
こういう人とはもう出会いたくないと思っているのに、出会ってしまうのだ。
自分自身を見つめる。
これは非常に大切なこと。
自分に正直に、嘘偽り、後ろめたさもなく、明るく前向きに生きていれば、周りにも良い影響を与える。
そんな人が増えれば、当たり前のように世界中が明るくなる。
愛のある言葉なら、どんなに厳しいことを言われてもありがたく思える。
言葉、声とは、本当に本当に大切だと最近つくづく思う。
言葉を大切にしたいし、大切にしてほしいと思う。
年末だというのに、なんでこんなことを考えているのだろう。
もうすぐ2012年。
世界中が明るく、嘘偽りのない、人が人らしく生きていける世の中になることを切に願います。
『その人の言葉を聞けば、その人がわかる』
ちょっと違ったかもしれませんが、こんな感じです。
オレの解釈では、その人が使う言葉、喋り方、声、でその人がどんな人かがわかる。だから、言葉とはすごく大切なものである、ということだと思った。
以前、三重県にある本居宣長記念館へ行ったとき、案内人の人から、「先生の残した最後の言葉がこれです。」と言ってもらった紙に書いてあった言葉だ。。
全くそのとおりだと思う。
今、オレは沖縄の宿で住み込みで働いている。
沖縄と言えば聞こえがいいし、青い海、青い空、赤い太陽~、みたいなイメージがあるかもしれない。
正直、オレが今思うのは、なぜこんなところに来たのだろう、ということだ。
忙しいと、人にやつあたりをする人がいる。
全く感情の無い、伝えようという気持ちも無い喋り方をする人がいる。
こういう人は、思いやり、相手を尊重する気持ち、人として当たり前の愛が少ないのだと思う。
そして日本人はなぜか、仕事だから、とか言えば正当化される。
おかしい話だ。
忙しいからこそ、みんなで協力して、乗り切る。
当たり前のこと。
忙しいから、イライラを人にぶつける。
ばかみたいな話だ。
これが当たり前になって、許されるのも、
バカみたいな話だ。
オレは今まで、たぶんもう全部思い出せないくらいいいろんな仕事をした。
そして、必ず、会社に一人以上、イライラを人にぶつける人がいる。
なぜかそういう仕事場と巡りあってしまう。
そういう人が多いからなのか、自分がそういう人と出会う運命なのかどうかはわからない。
なぜ人を思いやることができないのだろう。
ずっとずっと疑問である。
人として、情けないと、恥ずかしいと思わないのだろうか。
ここの宿で働き始めたとき、なぜこんなに暗いのだろう、と思った。
暗い顔をして、まるでロボットのようにみんな働いているのであった。
目の前に海があって、最高の環境とロケーションなのに。
悲しいとしか言いようが無い。
そこでまず、オレは友達を作ろうとした。
話の通じる友達だ。
そこで友達が2人できたので、彼らと作戦をたてたのだ。
仕事場を明るく、楽しく仕事をするために。
・仕事中、無駄口をたたく。
・仕事中、変なことをして笑いをとる。
・それを見つからないように、怒られないように、オレたちのなかでやる。
なかなかスリリングでしょ!?笑
おもしろかったですよ、本当に。
いい感じで楽しかったけど、結局友達は仕事を辞めて去ってしまった。
最近、若い女の子が入ってきた。
彼女は本当に辛そうである。夜寝れないと言っていた。
それを見ているオレも心が痛む。
・弱い人間ほど、人にやつあたりをする。
・こっちが大人になるしかない。
・そんな人間もいる、ということ。
・反面教師として習い、どんな状況になっても、心を寛大に、大変であればあるほど、愛と思いやりを持つこと。
・ただ体だけ大きくなって、心の成長のない、頑固な人間をまともに相手していても話しにならない。笑ってやりすごせばいい。
そんな話を彼女とした。
なんと言っていいか…。
ほんとうに、思いやりの無い、相手を尊重することもできない、人にとって一番大事なものの欠落した人を見るのが悲しい。
こういう人とはもう出会いたくないと思っているのに、出会ってしまうのだ。
自分自身を見つめる。
これは非常に大切なこと。
自分に正直に、嘘偽り、後ろめたさもなく、明るく前向きに生きていれば、周りにも良い影響を与える。
そんな人が増えれば、当たり前のように世界中が明るくなる。
愛のある言葉なら、どんなに厳しいことを言われてもありがたく思える。
言葉、声とは、本当に本当に大切だと最近つくづく思う。
言葉を大切にしたいし、大切にしてほしいと思う。
年末だというのに、なんでこんなことを考えているのだろう。
もうすぐ2012年。
世界中が明るく、嘘偽りのない、人が人らしく生きていける世の中になることを切に願います。
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