
バチ
|Posted:2012/02/18 12:42|Category : 地球環境について|
悪いことをするとバチが当たると言います。
これは、ただの偶然かもしれませんが、オレの目の前でよく起こりました。
悪いことをして刑務所に入るとかも、その一種かもしれませんが、ちょっと違う、もっと身近に起こります。
ある人と出会い、その人は音楽をやっていて、「もう一度本気で夢を追いかけたいんだ。来月必ず返すから、3万円貸してくれないか」と言われ、そういう類の話に弱いオレはお金を貸した。
すると、彼とは連絡が取れなくなった。
腹が立って腹が立ってしょうがなかったオレは何かのせいにしようとした。
そのとき思い出したのが、昔、高校のとき、バイト先のお金を掠め取っていたこと。総額3万円ぐらいだったと思う。
そのせいにして、バチが当たったんだと納得した。
バイト先へ行く途中、財布を拾った。中には6000円入っていて、当時お金の無かったオレは喉から手が出るほど欲しかった。
でも、財布の中に学生証を見つけ、「ああ、きっとこの子もお金に困っているだろうなあ」と思って、ネコババせずに交番へ届けた(当然のことです)。
そんなことをバイト先の友人に話すと、「何でお金取らないんですか!?」。
オレ、「いや、バチが当たりそうだから。」
友達「バチなんて誰が当てるんですか~!!」と言う。
その日のパチンコ屋のバイトで、総額9000円のミスをしてしまった。もちろん自腹で払わないといけない。
ところが、お客さんがおかしいのに気付いて教えてくれて、お金を返してくれたのだ。
小さなバーでのライブ。
酔っ払った客がいて、あろうことか、オレが歌っているときにマイクを移動したのだ。
もちろんライブは一時中断。
その後、そのお客さんは帰ったのだが、家の鍵を失くした、と言って店に戻ってきて、ずっと鍵を探していた。
とある、アングラなライブハウスでの出来事。
ライブ会場までバイクで行ったオレ。
顔見知りの人が、バイクに乗らせてと言うので鍵を貸してあげたら、もう、我が物顔で酒を飲み、後ろに女を乗せ、ブンブン吹かして走り回るのだ。
オレは、まあ、本人が楽しんでいるんならいいけど、バイクは壊さないでほしいなあ~、と思っていた。
するとその後、彼はお客さんとケンカになり、チェーンで首を絞められていた。もちろんみんなで止めに入ったが。
たぶん2年前ぐらいの話。
仕事の打ち合わせで、とある町工場へ行った。
すごい親切に、何でもやるから、と言っていたはずなのに、いざ仕事をお願いすると、すごい嫌味ばかり言われ、何も口を出せないようにしてくる。要するに、自分の仕事に文句を付けさせず、お金だけもらおうという類のものだ。
それでオレは、こりゃあ、彼にバチが当たるぞ、と予感がした。
だから、できるだけ優しいバチにしてください、と神様にお願いした。
1週間後の打ち合わせのとき、彼は開口一番、
「いや~、昨日、携帯を県庁に忘れてきちゃってさあ~、何であんなところに忘れたんだろうねえ。困ったよ。」
と言う。
それから彼は優しくなった。
他にもいろいろある。
昨日も、仕事の機械が壊れるトラブルがあった。
これらは偶然と言ってしまえば偶然です。
人が、間違いを犯しても、それに気付かずに、認めずに続けていれば、バチが当たり続けると思います。
まず、間違いを知ることが大切だと思います。
自然農法を推進し、実行し、世界中に広めた「福岡正信」さん。
以外にも、なぜか日本には広まっていない。
彼は、不耕起 無肥料 無農薬 無除草、での農業を実践し、証明しました。しかも毎年豊作。
彼の「わら一本の革命」という本に書いてあります。
涙ちょちょぎれる、素晴らしい本でした。
瀬戸内海の魚の種類が激減したのは、化学肥料、農薬などによる大地の疲弊と川の汚染にもあると彼は言います。
それが全国各地で行われているのですよ。
ある日、オレが沖縄を自転車で走っているとき、ふとなんか嫌な匂いがしました。
畑に農薬を撒いているのです。
20メートル離れたところでも嫌に思うのに、野菜はそれを全身に浴び、大地にたれ流れています。
そして、それを人は食べます。
自然農法が全国各地に広まり、実行されれば、大地も、川も、人も、健康に向かっていくのではないでしょうか。
自然のままであれば、皆が自然に健康になると思う。
もちろん自然農法を実践している農家さんもたくさんあります。
もしオレも住むところが見つかったら、自然農法を実践してみたいと思います。
畜産業について。
家畜を育てるために、大量のエサが必要になります。
そのエサを育てるために、熱帯雨林を農場にしているそうです。
木は、切ってもまた育つけど、根こそぎ刈ってしまうと終わりです。
とあるサイトからの転記
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
牛肉は経済的、エネルギー的に非常に高価な食物である。世界中でこれほど多くの人が飢えている現在、牛肉の生産はほとんど犯罪的な食料の無駄使いである。牛肉となる動物たちは飢えている人々に直接与えることができる完全な食料を消費している。たとえば1kgの牛肉を生産するために17kgのとうもろこし、豆、種などを必要とする。これはまるで17ドルを銀行に投資し、1ドルを引き出すようなものである。合衆国において約70パーセントもの穀物が人間のためではなく、動物の為に消費されている反面、世界のどこかで子供たちは2秒に一人の割合で死んでいく。世界の人口は増加を続け、一方では穀物を生産するための耕地は減少し続けている。
中央アメリカでは牛肉生産の為にすべての森林が倒され、または焼かれ消滅した。ここで生産される多くの家畜は、北アメリカのジャンクフード市場で卸される、二級品のハンバーガー用の肉として生涯を終える。牛のひずめで強く踏まれ、土の最も重要な表面層は侵食され、一匹の牛は一日に300リットル以上ものメタンガスを発生する。また、切り倒された木は捨て去られ、その場で腐敗し、腐敗した木にたかる白蟻は牛よりもさらに多量のメタンガスを発生する。
重さに重さを重ね、今や牛だけで人間すべての重量を上回る。グリーンピースはカリフォルニアの乳酸業だけでも、2200万人の住人がいる市に十分供給できるだけの水を使用しており、集中的な豚肉産業が出す排水、牛の集中生産、鶏のブロイラーなど、総合的な原因により、川のシステムを汚染している、と報告した。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
環境問題について、このサイトでかなり簡潔にわかりやすく取り上げられている。
http://www.terre.creatorchild.com/rainforest.htm
人が贅沢をせず、肉食、乳製品の摂取を控えれるだけで、砂漠化、環境問題を大きく変えることができます。
しかも、肉食、乳製品の摂取は、人の体に良くないというのは医学でもわかっています。
アンドレー・ワイル氏の「癒す心、治る力」という本に書いてあります。
それをわかっていながらも勧めるのは、お金と欲です。
オレはもう肉食も乳製品の摂取もやめています。
これは人それぞれで、オレの感覚だが、それを続けていると、新鮮な野菜が贅沢な食べ物で、肉を食べたいという気持ちすら起こりません。
こんなことを言うと、農家、畜産業を営む人々から、「わしらを潰す気か~」と言われそうですが、間違いは正していかないと、間違いが続いていくだけです。
お金に依存していたら、そんな社会が続いていくだけです。
それでいいと思う人は、そのままでもいいと思います。
ところが、今現在、オレは牧場で働いています。
牛の気持ちはわかりませんが、子牛は金でやりとりされ、乳の出なくなった牛は処分され、親は子牛が生まれてもすぐに離されて乳を与えることもできず、遺伝子組み換えを、人工授精を繰り返し、ただ人間に都合の良い牛を造り、生涯、代々利用され続ける牛を見ていると、なんとも言えない罪悪感を覚えます。
ああ、また長くなってしまった。
人が間違いを犯すのも、嫌なことが起こるのも、人が望むものと望まないものを知るためだ、と思います。
人が精神的に成長するための学び。
そして、どんな自分になるか、これからどう生きていくかは、その人の選択次第。
最後まで読んでくれてありがとう。
これは、ただの偶然かもしれませんが、オレの目の前でよく起こりました。
悪いことをして刑務所に入るとかも、その一種かもしれませんが、ちょっと違う、もっと身近に起こります。
ある人と出会い、その人は音楽をやっていて、「もう一度本気で夢を追いかけたいんだ。来月必ず返すから、3万円貸してくれないか」と言われ、そういう類の話に弱いオレはお金を貸した。
すると、彼とは連絡が取れなくなった。
腹が立って腹が立ってしょうがなかったオレは何かのせいにしようとした。
そのとき思い出したのが、昔、高校のとき、バイト先のお金を掠め取っていたこと。総額3万円ぐらいだったと思う。
そのせいにして、バチが当たったんだと納得した。
バイト先へ行く途中、財布を拾った。中には6000円入っていて、当時お金の無かったオレは喉から手が出るほど欲しかった。
でも、財布の中に学生証を見つけ、「ああ、きっとこの子もお金に困っているだろうなあ」と思って、ネコババせずに交番へ届けた(当然のことです)。
そんなことをバイト先の友人に話すと、「何でお金取らないんですか!?」。
オレ、「いや、バチが当たりそうだから。」
友達「バチなんて誰が当てるんですか~!!」と言う。
その日のパチンコ屋のバイトで、総額9000円のミスをしてしまった。もちろん自腹で払わないといけない。
ところが、お客さんがおかしいのに気付いて教えてくれて、お金を返してくれたのだ。
小さなバーでのライブ。
酔っ払った客がいて、あろうことか、オレが歌っているときにマイクを移動したのだ。
もちろんライブは一時中断。
その後、そのお客さんは帰ったのだが、家の鍵を失くした、と言って店に戻ってきて、ずっと鍵を探していた。
とある、アングラなライブハウスでの出来事。
ライブ会場までバイクで行ったオレ。
顔見知りの人が、バイクに乗らせてと言うので鍵を貸してあげたら、もう、我が物顔で酒を飲み、後ろに女を乗せ、ブンブン吹かして走り回るのだ。
オレは、まあ、本人が楽しんでいるんならいいけど、バイクは壊さないでほしいなあ~、と思っていた。
するとその後、彼はお客さんとケンカになり、チェーンで首を絞められていた。もちろんみんなで止めに入ったが。
たぶん2年前ぐらいの話。
仕事の打ち合わせで、とある町工場へ行った。
すごい親切に、何でもやるから、と言っていたはずなのに、いざ仕事をお願いすると、すごい嫌味ばかり言われ、何も口を出せないようにしてくる。要するに、自分の仕事に文句を付けさせず、お金だけもらおうという類のものだ。
それでオレは、こりゃあ、彼にバチが当たるぞ、と予感がした。
だから、できるだけ優しいバチにしてください、と神様にお願いした。
1週間後の打ち合わせのとき、彼は開口一番、
「いや~、昨日、携帯を県庁に忘れてきちゃってさあ~、何であんなところに忘れたんだろうねえ。困ったよ。」
と言う。
それから彼は優しくなった。
他にもいろいろある。
昨日も、仕事の機械が壊れるトラブルがあった。
これらは偶然と言ってしまえば偶然です。
人が、間違いを犯しても、それに気付かずに、認めずに続けていれば、バチが当たり続けると思います。
まず、間違いを知ることが大切だと思います。
自然農法を推進し、実行し、世界中に広めた「福岡正信」さん。
以外にも、なぜか日本には広まっていない。
彼は、不耕起 無肥料 無農薬 無除草、での農業を実践し、証明しました。しかも毎年豊作。
彼の「わら一本の革命」という本に書いてあります。
涙ちょちょぎれる、素晴らしい本でした。
瀬戸内海の魚の種類が激減したのは、化学肥料、農薬などによる大地の疲弊と川の汚染にもあると彼は言います。
それが全国各地で行われているのですよ。
ある日、オレが沖縄を自転車で走っているとき、ふとなんか嫌な匂いがしました。
畑に農薬を撒いているのです。
20メートル離れたところでも嫌に思うのに、野菜はそれを全身に浴び、大地にたれ流れています。
そして、それを人は食べます。
自然農法が全国各地に広まり、実行されれば、大地も、川も、人も、健康に向かっていくのではないでしょうか。
自然のままであれば、皆が自然に健康になると思う。
もちろん自然農法を実践している農家さんもたくさんあります。
もしオレも住むところが見つかったら、自然農法を実践してみたいと思います。
畜産業について。
家畜を育てるために、大量のエサが必要になります。
そのエサを育てるために、熱帯雨林を農場にしているそうです。
木は、切ってもまた育つけど、根こそぎ刈ってしまうと終わりです。
とあるサイトからの転記
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
牛肉は経済的、エネルギー的に非常に高価な食物である。世界中でこれほど多くの人が飢えている現在、牛肉の生産はほとんど犯罪的な食料の無駄使いである。牛肉となる動物たちは飢えている人々に直接与えることができる完全な食料を消費している。たとえば1kgの牛肉を生産するために17kgのとうもろこし、豆、種などを必要とする。これはまるで17ドルを銀行に投資し、1ドルを引き出すようなものである。合衆国において約70パーセントもの穀物が人間のためではなく、動物の為に消費されている反面、世界のどこかで子供たちは2秒に一人の割合で死んでいく。世界の人口は増加を続け、一方では穀物を生産するための耕地は減少し続けている。
中央アメリカでは牛肉生産の為にすべての森林が倒され、または焼かれ消滅した。ここで生産される多くの家畜は、北アメリカのジャンクフード市場で卸される、二級品のハンバーガー用の肉として生涯を終える。牛のひずめで強く踏まれ、土の最も重要な表面層は侵食され、一匹の牛は一日に300リットル以上ものメタンガスを発生する。また、切り倒された木は捨て去られ、その場で腐敗し、腐敗した木にたかる白蟻は牛よりもさらに多量のメタンガスを発生する。
重さに重さを重ね、今や牛だけで人間すべての重量を上回る。グリーンピースはカリフォルニアの乳酸業だけでも、2200万人の住人がいる市に十分供給できるだけの水を使用しており、集中的な豚肉産業が出す排水、牛の集中生産、鶏のブロイラーなど、総合的な原因により、川のシステムを汚染している、と報告した。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
環境問題について、このサイトでかなり簡潔にわかりやすく取り上げられている。
http://www.terre.creatorchild.com/rainforest.htm
人が贅沢をせず、肉食、乳製品の摂取を控えれるだけで、砂漠化、環境問題を大きく変えることができます。
しかも、肉食、乳製品の摂取は、人の体に良くないというのは医学でもわかっています。
アンドレー・ワイル氏の「癒す心、治る力」という本に書いてあります。
それをわかっていながらも勧めるのは、お金と欲です。
オレはもう肉食も乳製品の摂取もやめています。
これは人それぞれで、オレの感覚だが、それを続けていると、新鮮な野菜が贅沢な食べ物で、肉を食べたいという気持ちすら起こりません。
こんなことを言うと、農家、畜産業を営む人々から、「わしらを潰す気か~」と言われそうですが、間違いは正していかないと、間違いが続いていくだけです。
お金に依存していたら、そんな社会が続いていくだけです。
それでいいと思う人は、そのままでもいいと思います。
ところが、今現在、オレは牧場で働いています。
牛の気持ちはわかりませんが、子牛は金でやりとりされ、乳の出なくなった牛は処分され、親は子牛が生まれてもすぐに離されて乳を与えることもできず、遺伝子組み換えを、人工授精を繰り返し、ただ人間に都合の良い牛を造り、生涯、代々利用され続ける牛を見ていると、なんとも言えない罪悪感を覚えます。
ああ、また長くなってしまった。
人が間違いを犯すのも、嫌なことが起こるのも、人が望むものと望まないものを知るためだ、と思います。
人が精神的に成長するための学び。
そして、どんな自分になるか、これからどう生きていくかは、その人の選択次第。
最後まで読んでくれてありがとう。
